BIRAI-moist-の湯川です。
脂漏性敏感肌にとって、お肌の保湿・潤いはお肌の
バリア機能改善のために欠かせないポイントです。
そこでお肌を保湿する成分としてセラミド・
ヒアルロン酸・プラセンタなど色々な成分に
注目されている方は多いかと思います。
確かにこういった成分で潤いを補うことは大切です!
ですが、人には生まれ持ったお肌を潤すための
機能が備わっています。
そして今、この「お肌を健やかに美しく保つ機能」が
美容業界で話題になっているのをご存知でしょうか?
今回は、そのキーポイントとなる、脂漏性敏感肌の
改善&エイジングケアのためにも知っておきたい
「アクアポリン」についてご紹介していきたいと
思います!
■アクアポリンとは?特徴と役割
そもそもアクアポリンって?
注目のアクアポリンとお肌の水分量の関係とは?!
アクアポリンについて探っていきましょう。
◇アクアポリンは細胞膜の水の通り道
アクアポリンとは、細胞膜に存在する
「水専用の通り道」です。
タンパク質で形成されるちくわやマカロニに
似たような孔構造になっていて、水チャネルと
呼ばれることもあります。
知っていますか?人体の体はなんと成人で6〜7割、
赤ちゃんで7割以上が水分でできています!
そして人体を形成するのが60兆個以上の細胞です。
ちなみに、60兆個の細胞を並べると地球15個分に
なるらしいです…。
すごいですよね。
ですが、この細胞達は油の膜で覆われています。
となると…?矛盾が生じますよね?
「油と水は弾きあうから、細胞の外側と内側の水は
行き来できないんじゃ?」
「どうやって細胞の活動に必要な水分を細胞内に
取り込んでいるの?」
実はずーっと謎だったのですが、1992 年に、
米国のジョンポプキンス大学のアグリ教授が、
水分子が通過させるたんぱく質を発見。
2003年には発見者のアグリ博士がノーベル化学賞を
受賞しています。
◇アクアポリンは全身にある
人間(哺乳類)では、アクアポリン0~アクアポリン12
までの13種類のアクアポリンが発見されています。
画像出典:https://www.kuba.jp/syoseki/PDF/3203.pdf
水だけではなく、尿素やグリセロースのような小分子、
さらにはイオンを通過させるものもあります。
腎臓細胞ではアクアポリン2が働き、尿量の調節を行う。
脳内細胞のアクアポリン4は脳内老廃物を排出する
役割がありアルツハイマー病の予防に役立つのでは?
など、健康・医療分野で注目を集める体の機能に
なっているんです。
では、そんなアクアポリンはお肌にどんな影響を
与えてくれるんでしょうか?
◇アクアポリンでお肌が潤う?
アクアポリンの肌への効果
これまでのNMF(天然因子成分)・セラミドなどの
美容成分でできるのは角質層の水分を保持すること。
それに対して、アクアポリンという体に備わる機能を
フルに活用すれば、細胞内に必要な水分をダイレクトに
補給できる=新しい形の保湿ケアが叶います。
画像引用:https://eral.co.jp/labo/aquaporins.html
お肌細胞との水の行き来を調整しているのが、
アクアポリン3です。
真皮の線維芽細胞(コラーゲンやエラスチンを作り出す)の
増殖にアクアポリンが関わることもポーラの研究で明らかに
なっています!
画像出典:http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20180731.pdf
問題はアクアポリンが加齢や酸化ストレスを受けて
減少してしまうこと…。
■アクアポリンが少なくなった時の
危険性と起きる肌トラブル
アクアポリンが少ないお肌では水分量が減少し、
弾力性が低下することや、キズの治癒力が低下することが
分かっています。
すると、どうなってしまうのか…?
肌乾燥・シワ・たるみなどのお肌劣化に繋がって
しまいます。
では、アクアポリンをどうやって増やしていけば
いいのでしょうか?
■アクアポリンを増やすサポート!
化粧品を使おう!
アクアポリン を増やすエキスや成分を含んだ化粧品・
化粧水などを見かけるようになりました。
たとえば、ヤグルマギク・アマモ・加水分解スミレエキス・
レモングラスエキスなどがあります。
私たちクレチュールもアクアポリンに注目!
クレチュールジュレローションEXには、
お肌の潤いを循環させる通り道(アクアポリン3)を
増やし、同時に肌に潤いを閉じ込める
「グリセリルグルコシド」という成分を配合しました。
同時に独自のナノミド(セラミドをナノ化させる技術)で
お肌のバリア機能を外側から整えるケアも万全にできる
ように設計しています。
クレチュールジュレローションEXで、
あなたのお肌にそなわるアクアポリンを増やし、
お肌の内側と外側から肌トラブルに強い健康なお肌を
目指してみてください♪