アトピー性皮膚炎と脂漏性敏感肌の違い、知ってますか?

BIRAI-moist-の湯川です。

実は、最近こんなお声を
頂戴しましたので、
是非本日のトピックとして
皆様にシェアをさせて頂きます!

あすか様
「ずっとアトピー性皮膚炎だと思っていたら、
脂漏性敏感肌でした。違いを教えて下さり、
色々とアドバイスをありがとうございます!」

そうなのです!

実はアトピー性皮膚炎と脂漏性敏感肌は
とても症状が似ていて(痒くなる・
赤みが生じる・敏感肌になる等)、
判別が難しいと言われているんです。

お医者さんでも間違えてしまうみたいです…。

ですが、確実にアトピー性皮膚炎と
脂漏性敏感肌には違いがあります。

その違いとは?!
是非最後まで目を通して下さいね♪

■脂漏性敏感肌とアトピー性皮膚炎の特徴


あなたを悩ませる肌トラブルの正体は
脂漏性敏感肌?
それともアトピー性皮膚炎?

症状の特徴と傾向からまずは
確認してみましょう。

◇脂漏性敏感肌の特徴


・皮脂の多いところにできやすい
主に脂漏部分の頭皮・
顔(ほほ・小鼻・おでこ等)や、
症状によって首・脇・背中等に発生。
・かさかさした炎症で赤みを伴う
・頭部や顔面にフケ様の付着物と
湿疹や赤みが現れるケースもある

◇アトピー性皮膚炎の特徴


・どうしても引っ掻きたくなるような、
強い痒みがある
・頭皮・肘裏、膝裏、手足首、首等、
関節部分にでやすい傾向
・顔から肩にそして体の外側に沿って
だんだんと下に湿疹を作る傾向
・左右対称に発生しやすい傾向
・初期症状は乾燥および軽度の赤み、
かさかさが少しはがれ落ちる。

中度になるとみ、
かさかさがはがれ落ちる、
少数のぶつぶつ、多数の引っかき傷。

重度になるとのじくじくとした
腫れやむくみ、厚く硬くなり、
赤い多数のぶつぶつ、
かさかさがぽろぽろ落ちるなど
症状に個人差があります。

症状の特徴でみると、
特にアトピーの初期症状と
脂漏性敏感肌の症状は
とても良く似ていますよね。

なぜこれほどに似ているの
でしょうか?

それには理由があるんです。

■アトピー・脂漏性敏感肌では、お肌の菌相が同じ!


脂漏性敏感肌はお肌のマセラチア菌
増殖が原因と言われています。

ですが、アトピー性皮膚炎の方のお肌にも、
マセラチア菌(9種)が似たような割合で
存在している事が判明しています。

「え?じゃあ、アトピーも脂漏性敏感肌も
原因は一緒なの?」

少しやこしいのですが…。

アトピー性皮膚炎と脂漏性敏感肌は
お肌のマセラチア菌バランスは
ほぼ同じで、いずれの疾患でも
マセラチア菌は悪化因子の 1 つです。

つまり、発端は一緒なのです。

ところが、発症メカニズムに
決定的な違いがあります。

■2つの違いは抗体


アトピー性皮膚炎・脂漏性敏感肌の
決定的な違いは、あなたの血液中に
マセラチア特異的 LgE 抗体が
あるかどうか!

アトピー性皮膚炎の場合、
マセラチア菌がアレルゲンの
1つになっていて、] アトピーというアレルギー反応を
引き起こしています。

一方で、脂漏性敏感肌の血液では、
マセラチア特異的 LgE 抗体は
確認できません。

・マセラチア菌の増殖が直接お肌に
悪影響を与えているのが脂漏性敏感肌。
・マセラチア菌がアレルゲンになって
アレルギー症状が出ているのが
アトピー性敏感肌という事ですね!

アレルギー皮膚炎の場合は
ステロイド外用薬や抗ヒスタミン、
抗アレルギー薬などで治療をすることに
なりますが、脂漏性敏感肌であれば、
お肌のマセラチア菌バランスの乱れが
原因です。

なので、マセラチア菌をサポートする
成分と菌活をする事で炎症から解放
される可能性高まります。

さらに、アレルギー性皮膚炎・
脂漏性敏感肌はマセラチア菌が
関与する点では同じでしたよね。

ですので、アレルギー性皮膚炎の方でも
脂漏性敏感肌と同様の対策をすることで、
アレルゲンそのものが減り、
アレルギー性皮膚炎の症状緩和に
役立てて行く事が出来ます。

■まとめ


混同されがちなアトピー性皮膚炎と
脂漏性敏感肌の共通点と違いについて
ご紹介してきました。

クレチュールシリーズは
脂漏性敏感肌ケア専用の化粧品を
開発・販売していますが、
アトピー性皮膚炎のお客様からの
ご相談も増えてきています。

個人差もありますが、
あすか様のように嬉しい
実感をされているお客様も
沢山いらっしゃいます!

アトピーの治療を行いながら、
同時にクレチュールシリーズで
ケアされるという使い方もお勧めです。

もし、お手入れにご不安な点があれば、
いつでも私たちにご相談下さい。