メラニン毛穴はどうして出来る?

こんにちは!
まだ10月なのに東京は師走並みの寒さで、
毎日の体温調整に四苦八苦しております。

これくらいの時期になると

「今日は寒いし、曇ってるから
日焼け止めはしなくていいや~」

なんて、思う日はありませんか?

殆ど日差しには当たらないし、
休日に今日は外に一歩も出ないぞ!
と決め込んでいる日は
メイクはもちろん
日焼け止めもしていない方も
いるのではないでしょうか?

残念ながら、
どんな季節でもどんな日でも
紫外線対策は必須です!

シミはもちろん、
お肌のくすみを作り出す
メラニン毛穴の原因に
なってしまうからです!

今日はそんな
メラニン毛穴と紫外線」について
お話していきたいと思います。


◆メラニン毛穴とは

メラニン毛穴とは、
メラニンの発生で毛穴が黒ずむことです。

鏡で毛穴をよーーーく見てみてください。
毛穴の周りがドーナツ状に、
暗い輪のようになっていませんか?

それがメラニン毛穴です。
紫外線や摩擦などが原因で、
メラノサイトに信号が送られ
メラニンを生成し、色素沈着になっています。
角栓が詰まっているわけではないのに
くすみのように見えているのです。

それでは、メラニンを生成させる原因の
紫外線についてもう少し詳しくご説明します。

◆紫外線と肌の老化

紫外線は乾燥、肌荒れ、シミ、シワ、たるみ、
アトピー性皮膚炎などの症状の悪化など
お肌に様々な影響を与えます。
その他にも、お肌にあるバリア機能を低下させ、
ハリが失われたり、肌の老化を促してしまいます。



◆紫外線の種類と影響

紫外線とは、太陽光線の一種で、
UVA、UVB、UVCの3種類があります。
目には見えませんが、
強いエネルギーを持っており
波長によって影響が異なります。

◇UVA波
生活紫外線と呼ばれており、波長が長く
曇やガラスを通して肌の真皮層まで到達します。
ハリや弾力を生む細胞に損傷を与える為、
シワやたるみなど肌の老化現象を促します
メラニンを生成してシミの原因になります。

◇UVB波
レジャー紫外線と呼ばれており、
肌の表皮に影響を与えます。
多量に浴びると火傷のように赤くなり、
シミやそばかすなどの原因になります

◇UVC波
殺菌灯などに利用されており、
波長は短く、地球を取り巻くオゾン層に
吸収されるため、地球には到達しません。

 



◆紫外線対策

一般的な紫外線対策と言えば日焼け止めですが、
地上に届く2種類の紫外線を踏まえた上で
適したものを選ばなければいけませんよね!

日焼け止めを選ぶときは
SPF」と「PA」を確認してください。

◇SPFとは?
表皮に影響するUVB波に対する
遮光の効果を示す指標です。
数値が大きいほど効果が高くなります。

◇PAとは?
真皮まで到達するUVA波に対する
遮光の効果を示す指標です。
数値ではなく+を用いて4段階で示します。
+の数が多いほど、効果が高くなります。

ただし、
どちらも数値が高ければ安心、
というわけではありません。


◆日焼け止めの塗り方

日焼け止めが肌に馴染むまでは
15~30分と言われています。
そのため、外出する15~30分前には
塗ることをお勧めします。

◆日焼け止めの効果

日焼け止めの効果が持続するのは
2~3時間程度と言われています。
汗で流れたり、皮脂で浮き上がったり、
無意識に触って取れていることも
あります。

そのため、
こまめに塗りなおす事が大切です。

メイクをしていると塗り直しは
難しいですよね。
そういう場合は、
日焼け止めスプレーや
パウダーがオススメです~!

こまめな紫外線対策で
メラニン毛穴対策に繋がります。

あなたの肌質と
その日のシチュエーションに合わせて
適切な日焼け止めを選んでくださいね!